人気ブログランキング | 話題のタグを見る

地方国立S大教育学部に通うアホの寄り道人生録


by mukimukimiki

開かずの間

2chコピペ系のブログである記事を見て思い出した。


俺の実家にあった開かずの間、と言うか入らずの間。


実家は元々ばーちゃん家で地元じゃけっこー歴史の古い家。200年だか300年だか前からあるらしい。詳しいことはわからん。でも家系図とかもしっかり残ってて○○性(俺の名字)の本家であることは間違いない。

 で、元々ばーちゃんとは別居してたんだが、俺が小五の時にそろそろばーちゃんにも介護が必要だって事で、ばーちゃんの末っ子の親父(親父の兄はは3人いたが戦争で他界、姉も居るが嫁いでしまっているので親父が相続した)が面倒見るために家族引き連れて実家にひっこすことになった。


 古い家だったので半分取り壊して立て替えることになったんだが、何せ古くてでかい家にばーちゃん一人で住んでたので、使ってない離れが二つあった。一つは比較的人の出入りが多く、
古い家財なんかを置いてる部屋で、俺も親戚が集まった時なんかによく、かくれんぼで入ってた。そこの部屋は問題なかったんだ。


 問題はもう一つの離れ、入り口は奥まってて引き戸になっていたが、その引き戸はやたら重く俺は引っ越すまで入ろうとしたこはなかった(と思う)。
 前者の離れは建て替えの際に潰して母屋と合体する形になったが、後者は位置的に母屋に必要なくそのまま残された。

 引っ越ししてから、俺は興味本位で2,3度入ってみたが、なんか空気が重っ苦しかったのを覚えてる。で、その部屋の奥には無数に位牌があったのを見た。
 当時位牌がなんなのかよく分からなかったが、とりあず仏壇関係のものと言うことは知っており、イヤに不気味に感じた。そのせいか、部屋の中を物色しようという気には、更々なれなくて入ってもすぐに出てきてた。

 ばーちゃんの介護生活が1年半ほどして、ばーちゃんは死んだ。93歳の大往生だった。眠るように死んで、幸せそうだったよ・・・家族も悲しみに暮れながらばーちゃんが幸せそうに逝けて、引っ越してきた甲斐があったと安心してた。ばーちゃんっ子だった俺はひたすら泣いてたけど。
 
 それからすぐにあの離れを取り壊して親父の日曜大工の作業所?みたいな所を造ることになった。(今思えば、ばーちゃんが取り壊すのを反対してたのかも)

 で、取り壊すためにオカンが中を整理するために入った時に位牌の山を見つけたのね。(オカンはそん時初めて入ったらしい)で不気味に思って神主さん呼んで、お祓いしてもらうことになったの。でそん時の会話。俺は後でオカンから聞いたから詳しくは知らんが。

神主「大変多くの浮遊霊がいますね。」
母「えっ?」
神主「これらの位牌はお宅の家とは関係ないモノが多いですね。(関係が)あったとして何代も前のモノですから保管しておくようなモノではありません。しかも浮遊霊の多くは位牌とは関係のないモノばかりです。おそらく人があまり立ち入らなくて位牌のような仏具の多いこの場所に自然と集まってきたモノ達ですね。」
母「はぁ・・・」
神主「安心してください。どれもこの家に危害を加えるような霊ではありません。そこら辺の無縁仏でしょう。まぁ、あっても不要なモノですからお寺さんに預けて供養してもらうのが良いでしょう。」


という流れがあったらしい。その場に居たわけではないから会話は俺の脳内補填だが。
 叔母や親父の話を聞くと、なんでも、ばーちゃんも若い頃にこの家に嫁いできて家の勝手がよく分からず、その辺の整理をしないうちにじーちゃんが死んじゃったから、ご先祖様のモノを自分が勝手に捨てることは出来ないと思っていたらしく、残していたんだと。


特にオチなし山なし長文スマソだが、書きたくなったので投下した。

因みにも一つ実家には落ち武者だか、戦時中の行き倒れかだかをその離れにて養ってたが、結局死んでしまったっていう話もある。これは生前ばーちゃんに直接聞いた。たぶん戦時中の話だと思う。庭には供養石がおいてある。 
# by mukimukimiki | 2007-06-08 12:58 | 雑記

禁煙・・・?

挫折中・・・orz
# by mukimukimiki | 2007-05-25 03:17 | 雑記

キック ザ 缶狂う

缶蹴りです。夜中にやります。ってかこれからやります。
0時キックオフです。
S大教育キャンパス生協前で。
よい子は真似しちゃダメよ。
# by mukimukimiki | 2007-05-22 23:49 | 雑記

目標30万

あー、禁煙と禁スロします。
ブログ書きます。
んでバイト増やします。
サッカー、器械体操等運動に励み健康維持します。
自炊します。

結果的に


夏休み終わるまでに30万20万貯めます!!!


言っちゃった・・・
# by mukimukimiki | 2007-05-21 21:32 | 自己紹介
いろいろな面白いモノを紹介されている小太郎ブログ様より

食べるために殺した猿の忘れ形見を愛してしまった豹


この映像を見て



この豹はこのジャングルでは知らぬ者はいないほどの猛者として名の知れた豹だった。
ある日、猿の子と出会い情が芽生えてしまう。暫く豹と猿の子との奇妙な共同生活。豹は何も知らない猿の子に調子を狂わせられながらも、なぜか悪い気はしなかった。それまで孤独に生き抜いてきた豹は久しぶりに自分が笑っていることに気づく。
そんな事が当たり前の日常に変わったある日猿の子が居なくなった。いつもの木の周りには無数のハイエナの足跡と猿の子の毛が散らばっていた・・・
以前から圧倒的な豹の強さに虐げられてきたハイエナたちが猿の子を人質に取ったのだ。
単身ハイエナの根城に乗り込む豹。
が、猿の子を盾に取られ手出し出来ずにめった打ちにあう。ハイエナの執拗な仕返しに倒れ込む豹。倒れた豹を見て気の緩んだハイエナの隙を見た猿の子は、捕らえられていたハイエナの前足に噛み付き、捕縛の手から逃れ豹の元へ駆け寄る・・・や否や機を伺い余力を残していた豹は起きあがりハイエナたちに飛びかかりハイエナたちを追い払う。ハイエナたちは動揺し散り散りに逃げていった。
しかし豹はあまりに傷を受けすぎていた。猿の子が駆け寄るとその場に力なく倒れ込んだ。
「一人にしないで」泣き叫ぶ猿に豹は自分が親の敵であることを打ち明ける。猿の子は動揺を隠せないで居るが、涙を拭くと「それでも僕のお父さんは○○(豹の呼び名)だよ。○○と一緒にいて楽しかったよ。」
猿の言葉に目を潤ませる豹。顔を背けて震える声を押し殺して「フッ、俺も焼きが回ったな。ジャングル中で恐れられてた俺が、お前みたいなクソガキを守ってヤラれちまうとはな・・・でも、お前と過ごした日々は、そう悪くはなかった・・・ぜガクッ」




みたいな感じで映画化されないかなって妄想した。
# by mukimukimiki | 2007-04-08 20:37 | 雑記